image 「ガレットフィーン」は、フランスの伝統的なお菓子です。「ガレット」とは円形に平たく焼いたお菓子の総称で、それをさらに薄くのばしたものなので、「フィーン」と名付けられたそうです。良質な牛乳によって作られるバターをたっぷり使い、厳選された素材を用いています。一見普通のクッキーですが、サクサクとした軽い歯触りが印象的で、バターのしょっぱさとクッキーの甘さとが混ざって、おいしさを引きたてあっています。ガレットはお菓子の形態としては最も古く、新石器時代の頃に砕いた殻粉などを水で溶き、熱した石の上にのせて焼いたのが始まりと言われています。赤と白のチェックが目印の「ボンヌママ」のビスケット・シリーズは、どれを食べてもおいしいですが、私のおススメのこの「ガレットフィーン」、みなさんも一度試してみてください。  (ロンドン日本人学校 原口 美雪)


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