新 安夫 さん
(シェフ)
平日の夜でも満席になることもある地元の人気スポット。うるさすぎず静かすぎず、くつろげる雰囲気です。軽くつまみながら友達と飲みたい時や週末デートの機会に最適。スペイン・パドロン地方名物の、ししとうのような「パドロン・ペッパー」は、焼いて塩をふっただけのシンプルな一品ですが、ほろ苦さがクセになります。ゼヒ注文してみてください。
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Number 22 ナンバー・トゥエンティトゥ
タパス・バー
22 Half Moon Lane, London SE24 9HU
Tel: 020 7095 9922
最寄り駅: Herne Hill駅より徒歩4分
営業時間: 月ー土 12:00 〜23:00
日 12:00 〜22:30
www.number-22.com
MAP>>
タパス・バー
22 Half Moon Lane, London SE24 9HU
Tel: 020 7095 9922
最寄り駅: Herne Hill駅より徒歩4分
営業時間: 月ー土 12:00 〜23:00
日 12:00 〜22:30
www.number-22.com
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雑然としたムードのブリクストンと、緑豊かな高級住宅街ダリッジに挟まれたハーン・ヒルは、ヴィレッジ感漂う小さなエリア。その一角にあるこのバー&レストランは、シックなブルーとチョコレート色でまとめられており、スタイリッシュな印象。堅苦しさはまるでなく、控えめな笑顔のウエイターの対応や本物の暖炉の優しい炎のせいか非常に居心地のよい空間だった。どのタパスにもイヤミのない工夫が施され、目と舌を楽しませてくれる。これで一皿平均£5.50程度は質的にも量的にも大満足。今回はタパス6品にデザート2品を注文し、合計£40(サービス別)を支払った。
「Piquillo peppers stuffed with bonito tuna(ピーマンのカツオ詰め)」は、ピーマンにペースト状のカツオを詰めた一品。カツオは金時豆のようなまろやかな舌触りに仕上がっており、ほんのりトマト味のソースにマッチしていた。
「Lentil & chorizo stew(レンズ豆とチョリソーのシチュー)」は、長ネギやニンジンが使われている点も、ホクホクとした食感も、日本のモツ煮を彷彿とさせる。ほどよい塩味が効いており、日本酒が合いそう。
「Slow roast pork belly with date puree(豚三枚肉のスローロースト、デーツソース添え)」は、メインにできるほどのボリューム。軟らかくてジューシーだが、脂っこさはなく、皮はカリッと香ばしい。ソースの上品な甘さも好印象。
「Orange & Cointreau tiramisu(ティラミス)」は味も見た目も個性的。チョコに見えるのはバルサミコ・ベースのすっぱいソース。黄金色のソースはオレンジリキュール(クアントロ)。甘さもすっぱさもやや強すぎるかも。