大田 絹代さん
(会社員)
入れ替わりの激しいロンドンの飲食業界で53年間、生き残り続けている老舗レストランです。お勧めは種類が豊富なマトンのカレー。その他、チキンコーマ、ガーリックナンなどなど、どれも半世紀に渡る歴史を感じさせる奥行きのある味わい。かつてモハメド・アリもここを訪れたとか。2人でビール+食事で£30前後。(会社員)
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Agra アグラ
インド料理
135-137 Whitfield Street, London W1T 5DB
Tel: 020 7387 8833
最寄り駅: Warren Street徒歩4分
営業時間: 毎日 12:00〜24:00
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インド料理
135-137 Whitfield Street, London W1T 5DB
Tel: 020 7387 8833
最寄り駅: Warren Street徒歩4分
営業時間: 毎日 12:00〜24:00
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洗練されたとは言い難い、クラシックな門構えのこの店、創業は1954年というからもう半世紀以上も頑張って営業を続けているベテラン店。店内は食堂風で装飾も気取りなく、気さくな雰囲気。無愛想そうな初老の男性が仕切っているが、実は話し好きの陽気なオジサン。チキン料理18種、マトン料理も16種と、メニューが豊富な上に聞いたこともない名前も多数。何にしようか迷ったら、オジサンに相談するべし。「うちは創業以来ずっとこの味だっ」的な、時代に左右されない頑固さがにじみ出る料理の数々。この日は2人でパパドンとスターター、メイン各2品、白ご飯とナンブレッド
+ 水(ボトル)を注文し、£34(税・サ込み)。
定番のTandoori Chicken。モウモウと上がった蒸気の奥から現れたチキンの巨大さに思わずビックリ。これで£3.75と知り、ビックリその2。味わってみればそのジューシーさと絶妙の味付けに、ビックリその3のスターター。
Prawn Bhoona with Puri。ブーナは「炒め物」、プーリーは「揚げパン」の意。エビ炒めをプーリーにくるんでいただく。どちらも油たっぷりの印象があるが、案外さっぱりとした仕上がりでスナック感覚でサクッといける。£6.25。
Mutton Rogan Ghosht。ローガン・ジョシュはカシミール地方から広まった、トマトを使った中辛カレー料理。この店で羊料理と言えばラム(一歳未満の羊)はわずか一品のみ。あとは全部マトンが主役。老舗のこだわりを感じる。£6.25。
Chicken Madras。ちょっと刺激が欲しいけど、激辛のビンダルーでは翌日が心配(?)、という人にぴったりな辛さがこのマドラスだ。ただ、辛さは丁度良いが、他の料理に比べて味に深みが感じられなかったのが残念だった。£6.00。