吉田 都さん
(学生)
買い物の途中で、外壁が花で埋め尽くされているかわいらしいパブ「Churchill Arms」をたまたま見つけて大喜び。さらにパブを奥へ進むと、室内が植物でいっぱいのタイ・レストランがあり、2度喜びました。最近では“パブのタイ料理”は珍しくありませんが、ここのは格別! いつも混んでいるわりに和やかな雰囲気を醸し出しているところも気に入ってます。

Churchill Thai Kitchen
チャーチル・タイ・キッチン タイ料理
Churchill Arms内
119 Kensington Church Street, London W8 7LN
Tel: 020 7792 1246
最寄り駅:Notting Hill Gate駅徒歩6分 / High Street Kensington駅徒歩11分
営業時間:月―土 12:00-22:00  日 12:00-21:30

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ケンジントン界隈での美術館巡りやショッピングのついでに寄れる好立地。店全体がカラフルな花で覆われていてすごく目立つので、見過ごす心配はなさそう。たらいや帽子箱など、いろんなものが所狭しとぶら下げられているパブ部分から奥へ進むとChurchill Thai Kitchen。こちらも天井から観葉植物がぶらさがり、まるでジャングルのようだ。コースメニューはなく、タイカレー、麺もの、ご飯もの、炒めものから選ぶ。値段はわかりやすくすべて£6。ほとんどの料理は、ポーク・チキン・ビーフ・エビから選べる。今回は2人で3品+デザート(各£2.50)で£23(サービス料込み)を支払った。

天井からは植物が生い茂り、天窓からの光をほどよく遮っている。壁にはカラフルな蝶の標本が飾られ全体に雑然としているが、こぢんまりした感じがむしろ落ち着く空間を演出している、と言えなくもない。
タイ料理の定番「パッタイ」は、米麺を使ったタイ焼きそば。英国風にアレンジ(?)されたケチャップ風味のものも多いが、Churchill Thai Kitchenのパッタイは、ナンプラー(魚醤)を使った本格派。ぷりぷりのエビがたくさん入っているのも嬉しい。
人気のグリーンカレーはタケノコやココナッツミルクのマイルドな味わいとタイ・ハーブの香りがベスト・マッチ。この他、辛いもの好きにはたまらない激辛カレーも。白飯にフォークとナイフがザックリと刺さった状態で出てきます。
タイ風のデザートはなく、思いっきり英国風のチョコレートケーキとアップルパイの2種類のみ。どちらも見た目よりあっさりしている。隣接したパブのものは持ち込めるので、甘いものが苦手な人はビールをどうぞ。
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