麻生 美紀さん
(会社員)
トルコ料理店が連なるストーク・ニューイントン界隈で、「一番ウマイ」と評判のケバブ店です。お手ごろ価格のテイクアウェーが人気ですが、店内で座って食事できるテーブル席が多めにあるのも日本人にとって嬉しいポイント。まず入り口のカウンターでメニューを選んでから着席するスタイルなので、店頭にあるメニューを吟味してから入店するのがオススメです。

Mangal 1
マンガル・ワン
トルコ料理店(炭火焼肉料理&ケバブ)
10 Arcola St, London E8 2DJ
Tel: 020 7275 8981
最寄り駅:BR Dalston Kingslandより徒歩7分
(Victoria線のHighbury & Islington駅で乗り換えて2駅め。昼間なら15分に1本程度)
営業時間: 毎日 12:00〜24:00
※類似した名前の店がかなりあるが、他に支店はないとのこと。また、エリア的に、特に夜間は複数で出かけることをお薦めする。

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店内に足を踏み入れると、炭火の香ばしい香りに包まれる同店は、ケバブなどの焼き物を専門とするトルコ料理店。ファスト・フードとしておなじみのドネル・ケバブは、薄切りの肉を円錐形に固めて焼く店も多いが、ここではラム肉の塊をあぶり焼きにしてスライスしてあり、一品料理の風格。肉類はどれもしっかり下味がついていてソースいらず。付け合わせのサラダもたっぷりとあり、栄養バランスも良さそうだ。今回は2人で前菜にトルコ風ピザ、メインの肉料理を3種、ソフトドリンクと食後のチャイを注文し、合計£24.00(サービス別)。デザートとアルコール類(持込み可)は置いていないのが残念。支払いは現金か小切手のみ。

カウンターに並んだ串ざしの肉類から好みのものを選ぶと、店員さんがその場でこんがりと炭火焼にしてくれる炉辺焼きスタイル。ご当地では「オジャクバシュ(Ocakbasi)」と呼ばれているそう。立ち上る煙に食欲をそそられる。
薄い生地にラムのひき肉やスパイス、ミントなどを混ぜたペーストを塗って焼いたトルコ風ピザ「ランマジュン(Lahmacun)」。上に盛られたサラダごとくるっと巻いて食べるラップ・サンド風の一品。テイクアウェーなら1ポンドと驚きの価格!!
メインの肉料理を頼むとニンジンや紫キャベツのピクルス、ロケットなどを盛り合わせたサラダ=写真下=とパン=同上=が付いてくる。ほんのり甘みのあるパンはついつい食べ過ぎになりがちなのでご注意。
写真手前から@あっさりした「鶏肉のシシケバブ」、Aハーブ入りのラムひき肉を焼いたジューシーな「キョフテ」、Bおなじみ「ドネル・ケバブ」の盛り合わせ。羊肉独特の臭みはほぼなし! お好みでチリをつけて食す。
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