内山 直美さん
(会社員)
美味しいイタリアンを、安心して食べたい時に利用しています。店内は小ぢんまりしていて、ウエイターさんたちもフレンドリー。アットホームな雰囲気なので、とてもリラックスして食事が楽しめます。メニューが頻繁に変わるのも楽しみのひとつ。いつもの「私のイチオシ」と比べると結構値が張りますが、お誕生日など、特別な機会に最適です。


The Green Olive グリーン・オリーヴ イタリアン 
5 Warwick Place, London W9 2PX
Tel: 020 7289 2469
最寄り駅:Warwick Avenue

営業時間:
月-金 12:00〜14:30/18:30〜22:30
土 18:30〜23:00


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地下鉄ウォーリック・アベニュー駅から徒歩3分。閑静な高級住宅が並ぶこの一帯で、まるで表舞台に立つことを嫌うかのように控えめに佇む「グリーン・オリーヴ」。メニューは前菜・パスタ・メインコースに分かれているが、思い切ってメインをあきらめ、前菜+パスタやリゾット類を堪能するのも手。ダシの取り方に精通しているらしく、どれも深みとコクのある味付けで感心。ワインは全品イタリア産で、セレクションには定評がある。この日は二人で80ポンドと、当コーナーで取り上げるには少々割高だったが、ちょっとした記念日などに覚えておきたい一店だ。


スターターとして注文した、ナスとパルミジャーニ。ナスとチーズは元々お皿の上で相性が良いが、パルミジャーニチーズの甘みと塩分、そしてトマトソースの酸味のバランスが絶妙。ナスの火の入れ方も文句なし。丁寧な仕事ぶりが感じられる一品。
仔牛のフィレ肉のカルパッチョとツナソース。仔牛は見事な「ほんのりピンク」の仕上がり。肉に魚のソースという組み合わせは奇抜にあらず。仔牛肉の旨みが十分に引き出されている。添えられた甘いトマトとセロリがさっぱり感をプラスして好印象。
タコのリゾット。シンプルゆえにシェフの確かな技術が伝わってくる一品。目を閉じればまぶたの裏に地中海が広がる。シェアするつもりでオーダーしたものの、思わず独占したくなる深い味わい。£9.00。
「パンナコッタ」「クリーム・ブリュレ」など定番の中から一品だけ頼んだデザート「ティラミス」(£5.00)だったが、ご覧のような力の入り方。もちろんお味もグッド。次はぜひ他の定番も試してみたい。
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