山本 彩子さん
(学生)
外から見ると、閉業してしまったような佇まいですが、中は明るく、店員さんも親切でほっとできます。お財布に優しいのも好ポイント。カレー類、ご飯ものなど比較的馴染み深いメニューもありますが、個人的にはにゅう麺のスパイシー版のような「モヒンガ」がお気に入りです。来年、パディントンに移転する予定とか。


Mandalay マンダレイ
ミャンマー(ビルマ)料理

444 Edgware Road, London W2 1EG
Tel: 020-7258-3696
最寄り駅: Edgware Road (Bakerloo線)
営業時間: 月―土 ランチ 12:00 - 15:00
ディナー 18:00 - 22:30


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アラブ系の食材店や生地屋の並ぶエッジウェア・ロード沿いにある『マンダレイ』は、ロンドンでは数少ないミャンマー(ビルマ)料理の店。ランチタイムは£3.90、£5.90と2種類あるセットメニューを頼む人が大半のようだが、アラカルト・メニューからの注文ももちろんOK。中国、タイ、ラオス、インドなどと国境を接するだけあり、味付けにも各国料理の影響が感じられる。お手軽価格も手伝ってつい沢山頼みたくなる。メニューの中にはかなりスパイシーなものもあるので、辛いのが苦手な人はお店のスタッフにご確認を。今回はランチセット1人前のほか、アラカルト・メニューより前菜、メイン、デザート、プラス食後のコーヒーとソフトドリンクを頼み、2人で£20.10(サービス料別)。

エビとキャベツのかき揚げ風フリッター(£2.40)。チリ+醤油+甘酸っぱいタマリンド・ソースの3種を好みでミックスしたタレにつけて食すと美味。お酒のつまみにもぴったり。モヤシのフリッターもある。
ランチセットから、春巻き+ミートボール・カレーをチョイス。見た目はインドカレーそっくりだが、辛さは控えめで日本人好みの味。これにデザートと食後のホットドリンクが付いて£5.90はお得。
ミャンマーの代表的な料理の1つ、スパイシーなスープ麺「モヒンガ(mohinga)」(£6.90)。様々な香辛料が使われた複雑な味の濃厚なスープと、香ばしい揚げネギ、あっさりした米麺が見事にマッチ。
【写真左】英国エスニック料理店の定番デザート、バナナフリッター。甘さ控えめのカラメルソースがけ。【同右】モチモチとした食感が楽しいセモリナ粉(小麦粉)のケーキ。和菓子のような優しい甘さ。
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