西田阿紀さん
(美容師)
店頭からも眺められる釜焼きナンの実演がこの店のウリ。白ゴマたっぷりの薄焼きナンはパリパリしていて、ヤミツキになります。内装はシンプルだけど、ところどころに使われているモザイクのタイルやシャンデリアがとっても可愛くてお洒落! スタッフもフレンドリーで居心地抜群です。


KANDOO
ペルシャ料理
458 Edgware Road, London W2 1EJ
Tel: 020-7724-2428
最寄り駅:地下鉄 Edgware Road
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トルコ、レバノン、アラビア料理などのレストランが集まるEdgware Road沿いにある同店はTime OutやEvening Standardにも取り上げられ、ちょっとした話題の店。店内には釜があり、ナンをオーダーすると、実演を兼ね、その都度その場で焼いてくれる。ペルシャ料理というとピンとこないかもしれないが、トルコ料理と重なるものが多く、シシカバブ(串焼きケバブ)が主流で、ハーブや野菜をたっぷり使うのが特徴。この日はスターター2品、メイン2品、ドリンク、ナン、デザート、コーヒーを2人で頼んで£35.45(サービス料別)! ひとり£15もあれば、満腹になる良心的なお値段。ちなみにアルコールは置いておらず持ち込み可なので、向かいのニュース・エージェントで仕入れてから出掛けよう。

ナス、トマト、卵、ガーリックのペーストMirza Ghassemiは家庭の味。ナンや野菜によく合う。Paneer Sabziはフェタ・チーズ、ラディッシュ、スプリング・オニオン、ハーブの盛り合わせ。箸休めにどうぞ。 柔らか〜いラム肉とオクラの煮込みKhoresh Bamieh。トマトとガーリックベースで煮込んであり、塩辛さが食欲をそそる。長粒米のペルシア米がなかなかイケる。
雛鳥のグリルJoojeh Bakhtiariは香ばしくて美味。£1.50増で注文できるザクロの実の乗ったライスは酸味が効いて日本人には慣れない味だがペルシャらしさ満点。 おなじみヨーグルトドリンクDoogh。酸味は抑え目で爽やかヘルシー。(左) 釜焼きナンの実演。1枚1〜2分というスピードで手際よく作られてゆく。(右)

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